CAS No.107023-60-9

2-(2-メタクリロイルオキシエチルオキシ)エチルイソシアナート

カレンズMOI-EG®

カレンズMOI-EG®の図
C9H13NO4 分子式:C9H13NO4
分子量:199.20

カレンズMOI-EG® は、カレンズMOI® の構造を基に、分子内に柔軟性を有する構造を導入。カレンズMOI® と同等の二重結合反応性とイソシアネート反応性を持ち、さらに、硬化物に強度と柔軟性を両立して持たせることができます。

特長(従来品カレンズMOI® と比較)

特長の図
カレンズMOI-EG® 硬化物(BisA-MOI EG)
実験に使用したモノマー カレンズMOI® : ビスフェノールA系ジオールとカレンズMOI® で合成したウレタンメタクリレート
カレンズMOI-EG® : ビスフェノールA系ジオールとカレンズMOI-EG® で合成したウレタンメタクリレート

柔軟性と強度の両立

カレンズMOI-EG® は、"柔軟性"と "強度"という相反する性質を両立。
カレンズMOI® に比べて、破断強度は同等でありながら、破断伸びが5倍となります。

柔軟性と強度の両立の図

【試験条件】
開始剤:イルガキュア184 2wt%
UV露光量:超高圧水銀灯 500mJ/cm2

密着強度

カレンズMOI-EG® は、従来のカレンズMOI® と比較して、ガラス・金属・樹脂等の基材への密着性が向上します。

密着強度の図

【試験条件】
開始剤:イルガキュア184 2wt%
UV露光量:超高圧水銀灯 500mJ/cm2

硬化収縮

カレンズMOI-EG® は、従来のカレンズMOI® と比較して、硬化収縮が6割に抑制されます。

硬化収縮の図

【試験条件】
開始剤:イルガキュア184 2wt%
UV露光量:超高圧水銀灯 1J/cm2

反応性

カレンズMOI-EG® は、従来のカレンズMOI® と同等の硬化性を持ちます。

反応性の図

【試験条件】
開始剤:イルガキュア184 2wt%

※全てのデータは参考値であり、保証値ではありません。

用途

カレンズMOI-EG® は、その優れた密着性・柔軟性・硬化性を使用して、以下の用途で優れた性能を発現します。

【優れた性能を発揮する用途】
粘・接着剤、各種表面処理剤、各種塗料、
レジスト(液体レジスト、フィルムレジスト、着色レジスト)、印刷版

※本製品は工業用用途にのみご使用下さい。それ以外の場合は弊社にご相談下さい。

物理化学的性質
分子量 199.20
沸点 93℃(133Pa)
引火点 142℃(セタ密閉式)
品質情報
色相 無色または微黄色透明液体
臭い 刺激臭
純度 95%以上
注意取扱および保管上の注意

ご使用になる前に、昭和電工(株)作成の製品安全データシートをお読みください。

取扱い

静電気対策を行い、作業着、作業靴は導電性のものを用いる。
取扱いは、局所排気内、又は全体換気の設備のある場所で行う。
皮膚、眼、着衣などに直接触れない様に注意する他、蒸気を吸い込まない様にする。

保管

  • 水、熱、強塩基、活性水素化合物(アルコール、アミン)との接触をさける。
  • 湿気と反応し、不溶性のウレア及び炭酸ガスを発生する。ウレアはパイプ、弁等の詰まりの原因となるので注意する。
  • 冷暗所に貯蔵。
  • ガラス、ポリエチレン製等の水分との接触を防ぐ容器を使用する。

※ここに記載されている情報は、現時点における真実かつ正確と考えられるデータに基づいて作成しております。しかしながら昭和電工㈱はカレンズMOI-EG® 使用の結果、あるいはいかなる特許の侵害に対しても責任やリスクを負うものではございません。